9月24日に阪神電気鉄道株式会社様主催の『HANSHIN健康メッセ2023』に、特別協賛されている株式会社なの花西日本さんと一緒に、健康についてのお話や、運動療法体操を実施しました。
HANSHIN健康メッセは、子供から大人まで「医療と健康」を楽しく学べるイベントです。当日はDoctor’s Fitnessのブースにも、幅広い世代の方々がお越しくださいました。
Doctor’s Fitnessでは、医師による「心拍数のお話」や「運動療法体操」を行いました。
他にも、お子さんたちが白衣を着て聴診器を持ち、”お医者さん”になって記念写真も撮影してもらいました。みなさんの白衣姿がとっても可愛かったですね。
なの花薬局さんのブースでは、アロマミストを作る体験や、肌診断、がん学校など、多くの方が楽しく「遊んで・学ぶ」を体験されていました。
心拍数についてのお話
◆みなさん、ご自身の心拍数ってご存知ですか?
心拍数は、1分間に心臓が何回拍動しているかを示しています。
一般的に健康な人の1分間の心拍数は、大人で60〜90回、子供は90〜110回と言われています。手首や首の血管のドクドクしているところで回数を数えることができます。
心臓の大きいクジラやゾウは心拍数が少なく、逆に体の小さいネズミはとても心拍数が多いんですね!
◆心臓の役割って?
心臓は酸素がたくさん含まれている血液を全身に送り出しています。全身に酸素を届けて酸素が少なくなった血液は再び心臓に戻り、心臓はその血液を肺に送っています。そして肺に送られた血液は、肺からたくさんの酸素をもらい、再び心臓に戻ってきます。
これを繰り返して、血液は人間の体に常に酸素を送り出しているんですね。
人がゆっくりと座っている時、心臓は1分間に5リットルの血液を全身に送り出しています。しかし、運動をするとその量が25リットルに増えます。
そしてそれだけの血液を全身に送り出すために、心拍数も多くなります。
◆心拍数は220‐(年齢)回まであがる
ハードな運動をすると、心拍数はかなりあがります。10歳のお子さんだと210回、40歳の大人だと180回。電車に遅れそうでダッシュした後など、しばらく心臓がバクバクいうことありますよね。。。これはそれだけ頑張って心臓が全身に血液を送り出そうとしているんですね。
◆効果的な運動を示す心拍数とは?
心拍数の上昇がいつもの心拍数+20〜40回までであれば、筋肉にたくさんの酸素を送り届けることができ、効果的に運動につながります。
準備運動など、軽めの運動をしっかりと行い血液をめぐらせていくと、怪我なく運動神経の向上にもつながると言えます。
最後にみんなで運動療法体操!
小さなお子様から大人の方まで、皆さんで一緒に体を動かして、終わってから心拍数を測定してみました。
普段は運動の前後に心拍数を測定することはなかなかありませんよね?
でも、効果的な運動のためにはぜひ心拍数をときどき測定してみてくださいね。
運動療法体操は、普段はシニア世代の方々を中心に提供しているサービスです。しかし、今回の皆様が楽しんでくださっている姿を見て、改めて老若男女どの世代の方にも楽しんでいただける体操であることを感じました。
今後ますますたくさんの方に実践していただけるように取り組んでいきたいと思います!